セブンパインズの戦い
1862年 · 北米 重量
南軍(北バージニア軍) — 北軍(ポトマック軍) · 13ターン · 駒 77
ブリーフィング
Impossible? Sir, I tell you I can cross! I am ordered!
「無理だと? 渡れると言っているのだ。命令を受けているのだ」――サムナー、増水で揺れるグレープヴァイン橋の前で(伝)
三本の道から、同時に。
1862年5月31日の午後1時、リッチモンドの東。前の日の豪雨でチカホミニー川が溢れ、マクレランの軍は川の北と南に分かれた。南岸に取り残されたのは、キーズの第IV軍団と、その後ろのハインツェルマンの第III軍団だけである。ジョンストンの計画は、三本の道から三つの師団を同時に当てることだった。だが今、ウィリアムズバーグ街道を進んできたのはD・H・ヒルの師団だけで、目の前にはケイシーの堡塁がある。
【南軍の勝ち方】一度に動かせるのは12駒。北軍は10駒。D・H・ヒルは開幕から盤上にいる。ロングストリートの師団はT3〜T6に西の縁から、同じウィリアムズバーグ街道の後ろに入る(道を誤った)。G・W・スミスの翼(ホワイティング師団)とジョンストンはT7〜T8に北西のナインマイル道から、ヒューガーはT9〜T10に南西のチャールズシティ道から入る。北軍が持って始まるのはセブンパインズの交差点(25点)・フェアオークス駅(20)・ケイシーの堡塁(15)・サヴェッジズ・ステーション(10)・トレント家(10)。南軍はオールド・タヴァーン(10)を持つ。勝利線は-58。南軍から見た点差が-58を上回れば、史実より良くやったことになる。
【北軍の勝ち方】川が引くまで、南岸を持ちこたえること。ケイシーの師団は新兵で、堡塁は西と南西にだけ陣地がある。セブンパインズとフェアオークス駅のカウチ師団(Couch ほか)は待機部隊で、T3(14時)から毎ターン確率で起きる(40%から始まり、毎ターン30%ずつ上がる)。攻められるか、隣に来られれば、その場で起きる。T3〜T6にハインツェルマンとカーニーの師団が東の縁から来る。T9〜T10にサムナーとセジウィックの師団が北の縁、トレント家の道から、揺れる橋を渡って来る。
【指揮官】南軍:ジョセフ・E・ジョンストン(Johnston)/D・H・ヒル(D.H. Hill)と、ローズ・ガーランド・G・B・アンダーソン・レインズ/ロングストリート(Longstreet)と、R・H・アンダーソン・ケンパー・ピケット・プライヤー・ウィルコックス・コルストン/G・W・スミス(G.W. Smith)とホワイティング(Whiting)、フッド・ハンプトン・負傷して捕らわれたペティグルー(Pettigrew)・討たれたハットン(Hatton)・ロー/ヒューガー(Huger)と、マホーン・アーミステッド・ブランチャード。
北軍:エラズマス・キーズ(Keyes)/ケイシー(Casey)と、ネイグリー・ウェッセルズ・パーマー/カウチ(Couch)と、アバクロンビー・ペック・デヴェンズ/ハインツェルマン(Heintzelman)とカーニー(Kearny)、ベリー・ジェームソン・バーニー/サムナー(Sumner)とセジウィック(Sedgwick)、ゴーマン・デーナ・バーンズ、泥の中を砲を引いてきたカービー(Kirby)。
【この盤で試せる判断】
・(南軍)D・H・ヒルだけで先に当たるか、ロングストリートが追いつくのを待つか。
・(南軍)セブンパインズを抜いたら東へ押すか、北のフェアオークス駅へ回ってスミスと手を結ぶか。
・(北軍)ケイシーの堡塁で粘るか、セブンパインズの線まで下がってハインツェルマンを待つか。
・(北軍)サムナーの師団を、フェアオークス駅を守るのに使うか、セブンパインズを取り返すのに使うか。
【結末】D・H・ヒルの師団はケイシーの堡塁を抜き、セブンパインズの交差点も取った。だがロングストリートの師団は後ろに詰まり、ヒューガーの師団はほとんど戦わなかった。夕方、G・W・スミスがフェアオークス駅を攻めたが、溢れた川の上の揺れる橋を渡ってきたサムナーとセジウィックの師団、それに泥の中を引いてきたカービーの砲に止められた。日暮れ、前線を見ていたジョンストンは撃たれて重傷を負った。翌6月1日の攻めも実らず、その日の午後、大統領デイヴィスはロバート・E・リーに軍を任せた。両軍あわせて一万一千を超える兵が倒れ、線はほとんど動かなかった。リーは三週間ののち、七日間の戦いを始める。
雨のあとで、川は二つに軍を分けた
三本の道のうち、間に合ったのは一本だった
堡塁は落ち、交差点も落ちた
揺れる橋を、命令を受けた兵が渡ってきた
日暮れに、総司令官が担がれて下がった
あくる日、その席にリーが座った
6月1日の戦いは盤の外に置いた。盤は5月31日の午後だけを描く。マクレランの軍の川の北の部分は、サムナーの一部の師団を除いて盤に載せていない。大きな旅団は二つの駒に割った。駒の添え字(Bde I・Ala. Bde II など)は作者が付けた名乗りで、史料の連隊名ではない。
1ヘクス=250m、1ターン=30分、1CS≒600名。T1=5月31日13:00、T3=14:00(ロングストリートとハインツェルマン)、T7=16:00(G・W・スミス)、T9=17:00(サムナーとヒューガー)、T13=19:00(ジョンストンが撃たれる)。
地図
セブンパインズ
リッチモンド
チカホミニー川(増水)
北軍の三個軍団(川の北)
キーズとハインツェルマン(川の南)
ジェームズ川
セブンパインズ(交差点)
フェアオークス駅
ケイシーの堡塁
D・H・ヒル(単独で攻める)
ロングストリート(道を誤って後ろに詰まる)
G・W・スミスとジョンストン
ヒューガー(遅れる)
サムナー(揺れる橋を渡る)
カーニー(東から)
ホワイトオーク湿地
チカホミニー川(増水)