ギリシア・オリエント(古代)
- 古代オリエントの争い 3
- ペルシア戦争 6
- ペロポネソス戦争とギリシアの覇権争い 10
- アケメネス朝の内乱 1
- アレクサンドロスの東征 7
- ディアドコイ戦争 3
- シリア戦争 1
古代オリエントの争い BC1457 〜 BC605
メギドの戦い
OR-1 · BC1457年 · 記録に残る最古の会戦
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 10ターン / 駒 42(エジプト 20 ・ カデシュ連合 22)
- 歴史的概要
- トトメス3世は3本の道のうち、将軍たちが全員反対した「一列でしか通れない狭い道」を選んで敵の背後に出た。勝ちはしたが、兵が敵の陣を略奪し始めて追撃が止まり、逃げ込まれた城を7か月囲む羽目になる。
- 主な武将
- エジプト軍: トトメス3世(自ら先頭で峠を通る)、将軍たち(反対する)/カデシュ連合: カデシュ王、メギド王、シリア・カナン諸都市の連合
カデシュの戦い
OR-2 · BC1274年 · 誤情報で分断される
- 規模
- 中量 m(〜45分)/ 12ターン / 駒 54(エジプト 28 ・ ヒッタイト 26)
- 歴史的概要
- 偽の脱走兵にだまされたラムセス2世が4個師団のうち1個だけで先行し、渡河中の第2師団をヒッタイト戦車隊に突き崩された。王は包囲された陣で戦い続け、海岸道から来た別働隊(ネアリン)の横撃でようやく助かる。
- 主な武将
- エジプト軍: ラムセス2世、ネアリン部隊(横から到着する別働隊)、アメン/ラー/プタハ/セト各師団/ヒッタイト軍: ムワタリ2世、その弟ハットゥシリ(のちの王)、戦車3500
カルケミシュの戦い
OR-3 · BC605年 · 帝国の交代
- 規模
- 中量 m(〜45分)/ 10ターン / 駒 46(バビロニア 24 ・ エジプト・アッシリア連合 22)
- 歴史的概要
- アッシリアの残党を助けに来たエジプト王ネコ2世の軍を、若きネブカドネザルがユーフラテスの渡河点で捕まえて壊滅させた。この一日でオリエントの主が入れ替わる。
- 主な武将
- バビロニア軍: ネブカドネザル2世(王太子)、バビロニア戦車隊/エジプト・アッシリア連合: ネコ2世(逃走)、アッシリア王アッシュル・ウバリト2世、ギリシア人傭兵
ペルシア戦争 BC490 〜 BC466
マラトンの戦い
E-1 · BC490年
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 8ターン / 駒 40(アテナイ 18 ・ ペルシア 22)
- 歴史的概要
- アテネ重装歩兵が中央を薄くして引き込み、両翼で包囲撃滅。
- 主な武将
- - アテネ・プラタイア軍: ミルティアデス(作戦立案者)、テミストクレス(後の名将)、カリマコス(ポレマルコス・討死)、アリスティデス - ペルシア軍: ダティス(総指揮官)、アルタフェルネス(副将)
テルモピュライの戦い
L-3 · BC480年 · ペルシア戦争
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 10ターン / 駒 25(ギリシア連合 10 ・ ペルシア 15)
- 歴史的概要
- ギリシア連合軍がテルモピュライの隘路でペルシア大軍を数日阻止したが、間道を敵に教えられて背後を突かれ、レオニダス以下が最後まで留まった。
サラミスの海戦
SP-2 · BC480年 · 狭い水道へ誘い込む
- 規模
- 中量 m(〜45分)/ 10ターン / 駒 48(ギリシア 22 ・ ペルシア 26)
- 歴史的概要
- テミストクレスはわざと偽の報せを送ってペルシア艦隊をサラミス水道へ入れさせた。狭い水面では数の多い側が隊列を組めず、前の船が退けば後ろとぶつかる。
- 主な武将
- ギリシア連合: テミストクレス(アテナイ)、エウリュビアデス(スパルタ・名目上の総司令)、アデイマントス(コリントス)、アリステイデス/ペルシア: クセルクセス1世(丘の上で見物)、アルテミシア1世(味方の船に体当たりして逃げる)、アリアビグネス(討死)
- 史料
- ヘロドトス『歴史』8巻、アイスキュロス『ペルサイ』
プラタイアの戦い
GR-1 · BC479年 · ペルシア戦争の陸の決着
- 規模
- 中量 m(〜45分)/ 10ターン / 駒 50(ギリシア連合 24 ・ ペルシア 26)
- 歴史的概要
- 十数日にらみ合った末、水を断たれたギリシア軍が夜のうちに下がろうとして戦列がばらけた。好機と見たマルドニオスが騎兵で追い、ばらけたままのスパルタ軍と激突して討たれる。
- 主な武将
- ギリシア連合: パウサニアス(スパルタ摂政・総指揮)、アリステイデス(アテナイ)、アムノンパレトス(命令に従わない隊長)/ペルシア軍: マルドニオス(討死)、アルタバゾス(戦わずに離脱)、テーバイ勢(ペルシア側)
ミュカレの戦い
SP-3 · BC479年 · 船を焼いてから戦う
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 8ターン / 駒 44(ギリシア 20 ・ ペルシア 24)
- 歴史的概要
- プラタイアと同じ日と伝えられる。ギリシア軍はミュカレ岬に上陸し、ペルシア側が船を陸へ引き上げて柵で囲んだ陣を攻めた。イオニア人が中途で寝返り、ペルシアの海の力がこの日に終わる。
- 主な武将
- ギリシア連合: レオテュキデス2世(スパルタ)、クサンティッポス(アテナイ・ペリクレスの父)/ペルシア: ティグラネス(討死)、マルドンテス(討死)、アルタユンテス、寝返るイオニア人・サモス人
- 史料
- ヘロドトス『歴史』9巻
エウリュメドンの戦い
SP-4 · BC466年 · 同じ日に海と陸で二度戦う
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 9ターン / 駒 46(アテナイ 22 ・ ペルシア 24)
- 歴史的概要
- キモンはエウリュメドン河口でペルシア艦隊を破り、その足で上陸して陸の軍も同じ日に破った。海で勝った側が休まずに陸へ上がる、という一日の二段構え。
- 主な武将
- アテナイ(デロス同盟): キモン、オイノバダス/ペルシア: フェレンダテス、ティトラウステス
- 史料
- トゥキュディデス1巻、プルタルコス『キモン伝』、ディオドロス11巻
ペロポネソス戦争とギリシアの覇権争い BC425 〜 BC338
スファクテリアの戦い
SP-5 · BC425年 · スパルタ兵が降伏する
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 8ターン / 駒 40(アテナイ 24 ・ スパルタ 16)
- 歴史的概要
- 島に取り残されたスパルタ重装歩兵を、アテナイの軽装兵と弓兵が近づかずに囲んで削り続けた。降伏しないはずのスパルタ兵が降伏したという一事が、ギリシア中を驚かせた。
- 主な武将
- アテナイ: クレオン、デモステネス、軽装兵・弓兵・投石兵/スパルタ: エピタダス(討死)、ヒッパグレタス、スティファン(降伏)
- 史料
- トゥキュディデス4巻
デリオンの戦い
GR-2 · BC424年 · 25列の密集
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 8ターン / 駒 25(ボイオティア 12 ・ アテナイ 13)
- 歴史的概要
- テーバイ勢が右翼だけ25列の厚さにして押し込み、アテナイ軍を崩した。伏せていた騎兵が丘の陰から現れた瞬間に総崩れとなる。ソクラテスが従軍し、退却の際も落ち着いていたと伝わる。
- 主な武将
- ボイオティア軍: パゴンダス(25列の考案)、テーバイ神聖隊の原型/アテナイ軍: ヒッポクラテス(討死)、ソクラテス(一兵として従軍)、アルキビアデス(騎兵)
アンフィポリスの戦い
SP-6 · BC422年 · 両軍の司令官が同じ日に死ぬ
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 9ターン / 駒 44(アテナイ 22 ・ スパルタ 22)
- 歴史的概要
- スパルタのブラシダスは城門から不意に討って出て、退却しかけたアテナイ軍の横腹を突いた。クレオンもブラシダスも討たれ、両軍の主戦派が消えたことでニキアスの和約が成る。
- 主な武将
- アテナイ: クレオン(討死)、トゥキュディデス(史家・救援に遅れる)/スパルタ: ブラシダス(討死)、クレアリダス
- 史料
- トゥキュディデス5巻(トゥキュディデス自身がこの戦役で将軍職を失った)
マンティネイアの戦い
GR-3 · BC418年 · 右へ流れる戦列
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 9ターン / 駒 42(スパルタ 20 ・ アルゴス・アテナイ連合 22)
- 歴史的概要
- 両軍とも前進するうちに戦列が右へずれ、互いの左翼が包まれかけた。スパルタ王アギス2世が中央から2隊を横へ動かそうとしたが命令が届かず穴が開き、そこを突かれながらも右翼の勝ちで押し切る。
- 主な武将
- スパルタ軍: アギス2世(命令が届かない)、アリストクレス/ヒッポノイダス(命令に従わず後に追放される2人の隊長)/アルゴス・アテナイ連合: ラケス(討死)、ニコストラトス(討死)、アルゴス精鋭千人隊
シラクサ・エピポライ高地の夜襲
SP-7 · BC413年 · 夜に合言葉が敵に漏れる
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 8ターン / 駒 46(アテナイ 26 ・ シラクサ 20)
- 歴史的概要
- アテナイ軍は台地の要塞へ月明かりの夜襲をかけて一度は押し込んだが、合言葉を大声で言い合ううちに敵に覚えられ、味方同士で斬り合って崖から落ちた。シチリア遠征の転機。
- 主な武将
- アテナイ: デモステネス、ニキアス(病床)、エウリュメドン/シラクサ: ヘルモクラテス、ギュリッポス(スパルタから来た指揮官)、ボイオティア隊(夜襲を止める)
- 史料
- トゥキュディデス7巻
ネメアの戦い
SP-8 · BC394年 · 両軍とも右へ流れて、勝った翼同士がすれ違う
- 規模
- 中量 m(〜45分)/ 10ターン / 駒 56(スパルタ 26 ・ 反スパルタ同盟 30)
- 歴史的概要
- 重装歩兵は盾を持つ左を隣の兵の右へ寄せるため、戦列全体が右へ流れる。両軍ともそれが起き、どちらも右翼で勝ち、左翼で負けた。スパルタは戻ってきて、勝ち残った敵の翼を横から潰す。
- 主な武将
- スパルタ: アリストデモス(摂政)、スパルタ本隊/同盟軍: アテナイ隊、アルゴス隊、コリントス隊、テーバイ隊
- 史料
- クセノフォン『ヘレニカ』4巻、ディオドロス14巻
コロネイアの戦い
SP-9 · BC394年 · 正面から抜き合って、また向き直る
- 規模
- 中量 m(〜45分)/ 10ターン / 駒 52(スパルタ 26 ・ テーバイ同盟 26)
- 歴史的概要
- アゲシラオス2世がアジアから呼び戻された帰路の会戦。両軍とも敵陣を突き抜けてしまい、背中合わせになってから向き直って正面衝突した。クセノフォンが「私の知る限り最も異様な戦い」と書いた。
- 主な武将
- スパルタ: アゲシラオス2世(重傷)、ギュリス/テーバイ同盟: テーバイ隊、アルゴス隊、戦列を抜けて自陣へ戻ろうとするテーバイ兵
- 史料
- クセノフォン『ヘレニカ』4巻・『アゲシラオス』(本人が現場にいた)
レウクトラの戦い
GR-4 · BC371年 · 斜形陣の発明
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 8ターン / 駒 30(テーバイ 14 ・ スパルタ 16)
- 歴史的概要
- エパメイノンダスは弱い方の左翼を50列に厚くして敵の最強の右翼にぶつけ、残りは斜めに下げて戦わせなかった。スパルタ王クレオンブロトスは討たれ、スパルタの不敗神話がこの日で終わる。
- 主な武将
- テーバイ軍: エパメイノンダス(斜形陣)、ペロピダス(神聖隊)/スパルタ軍: クレオンブロトス1世(王・討死)、デイニス、スフォドリアス(討死)、その子クレオニュモス(討死)
クロコス平原の戦い
SP-10 · BC352年 · 月桂冠をかぶって死ぬ
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 9ターン / 駒 48(マケドニア・テッサリア 26 ・ フォキス 22)
- 歴史的概要
- フィリッポス2世は兵に月桂冠をかぶせ「神の復讐者」としてデルフォイの神殿を荒らしたフォキス軍へ向かった。敗れたフォキス兵は海へ逃げ、味方の船へ泳ぎ着けずに溺れた。
- 主な武将
- マケドニア・テッサリア: フィリッポス2世、テッサリア騎兵/フォキス: オノマルコス(討死・磔にされる)、ファユッロス
- 史料
- ディオドロス16巻、ユスティヌス
カイロネイアの戦い
GR-5 · BC338年 · 偽退却と18歳の突撃
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 9ターン / 駒 42(マケドニア 22 ・ ギリシア連合 20)
- 歴史的概要
- フィリッポス2世は右翼をわざと下げてアテナイ勢を引き出し、開いた隙間へ18歳のアレクサンドロスが突っ込んだ。テーバイ神聖隊300は一人も退がらずその場で全滅する。
- 主な武将
- マケドニア軍: フィリッポス2世(偽退却)、アレクサンドロス(18歳・神聖隊を破る)、パルメニオン、アンティパトロス/ギリシア連合: カレス/リュシクレス(アテナイ)、テアゲネス(神聖隊・全滅)、デモステネス(一兵として参加し逃げる)
アケメネス朝の内乱 BC401
クナクサの戦い
OR-4 · BC401年 · 勝ったのに意味が消える
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 8ターン / 駒 35(キュロス軍 18 ・ アルタクセルクセス軍 17)
- 歴史的概要
- ギリシア人傭兵1万は自分の正面を完全に破って勝った。しかしその間に、雇い主の小キュロスが兄の王めがけて突っ込み、討たれた。勝ったギリシア兵は目的を失い、そこから1万人の帰還行が始まる。
- 主な武将
- キュロス軍: 小キュロス(討死=この一撃で全てが無意味になる)、クレアルコス(ギリシア傭兵隊長)、クセノフォン(記録者)、プロクセノス/アルタクセルクセス軍: アルタクセルクセス2世、ティッサフェルネス(のちに傭兵隊長たちを騙し討ちにする)
アレクサンドロスの東征 BC334 〜 BC326
グラニコス河の戦い
AL-1 · BC334年 · 遠征の最初の戦い
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 8ターン / 駒 46(マケドニア 22 ・ ペルシア 24)
- 歴史的概要
- 対岸の切り立った泥の土手にペルシア騎兵が並び、アレクサンドロスは渡りながら殴られるという最悪の形で攻めた。乱戦の中で斧を振り上げられた王を、黒のクレイトスが後ろから斬って救っている。
- 主な武将
- マケドニア軍: アレクサンドロス3世、パルメニオン(左翼)、黒のクレイトス(王の命を救う)、プトレマイオス/ペルシア軍: アルシテス(総督)、スピトリダテス(討死)、ミトリダテス(ダレイオスの女婿・討死)、ロドスのメムノン(ギリシア人傭兵・唯一まともな献策をした男)
イッソスの戦い
P-1 · BC333年
- 規模
- 中量 m(〜45分)/ 10ターン / 駒 56(マケドニア 26 ・ ペルシア 30)
- 歴史的概要
- アレクサンドロス大王が河畔の平原でダレイオス3世の特大大軍と激突。斜め突撃とダレイオス3世(サドンデス)。
- 主な武将
- - マケドニア軍: アレクサンドロス3世(大王)、パルメニオン(左翼・副将)、クレイトス(騎兵) - ペルシア軍: ダレイオス3世(逃亡・サドンデス)、アリスタメネス(副将)、マゼウス(右翼騎兵)
ガウガメラの戦い
AL-2 · BC331年 · 平原を均して待った戦い
- 規模
- 重量 w(45分超)/ 14ターン / 駒 76(マケドニア 32 ・ ペルシア 44)
- 歴史的概要
- ダレイオス3世は戦車が走れるように地面を均して待ち、アレクサンドロスは右へ右へと斜めに歩いて敵の戦列を引き伸ばし、開いた隙間へ突っ込んだ。左翼のパルメニオンは包囲されかけ、王は追撃を切り上げて助けに戻る。
- 主な武将
- マケドニア軍: アレクサンドロス3世、パルメニオン(左翼・持ちこたえる側)、クレイトス、ヘファイスティオン(負傷)、メレアグロス/ペルシア軍: ダレイオス3世(逃亡)、ベッソス(バクトリア騎兵・のちに王を殺す)、マザイオス(右翼)、ブバケス
ペルシア門の戦い
SP-11 · BC330年 · 一本道で30日止められる
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 9ターン / 駒 44(マケドニア 26 ・ ペルシア 18)
- 歴史的概要
- アリオバルザネスは峡谷の一本道に柵を築いてアレクサンドロスを止めた。正面は抜けない。山越えの間道が見つかり、背後から降りてきた分隊が柵を落とす。
- 主な武将
- マケドニア: アレクサンドロス3世、クラテロス(正面で釘付け)、フィロタス、間道を登る分隊/ペルシア: アリオバルザネス(脱出後に討死)、ペルシス守備隊
- 史料
- アッリアノス『アレクサンドロス東征記』3巻、クルティウス・ルフス5巻
ジャクサルテス河の戦い
SP-12 · BC329年 · 川向こうの騎馬を、川を渡って捕まえる
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 9ターン / 駒 46(マケドニア 24 ・ スキタイ 22)
- 歴史的概要
- 対岸で挑発を繰り返すスキタイ騎兵に対し、アレクサンドロスは投石機で対岸を撃ってから筏で渡り、弓騎兵を陸へ押し付けて包んだ。渡河そのものを火力で援護した最初期の例。
- 主な武将
- マケドニア: アレクサンドロス3世(病身)、投石機隊、ファランクス、コンパニオン騎兵/スキタイ(サカ): サティラケス、弓騎兵
- 史料
- アッリアノス4巻、クルティウス7巻
マッサガの丘の戦い
SP-13 · BC327年 · 降伏したはずの傭兵と戦う
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 8ターン / 駒 42(マケドニア 24 ・ アッサケノイ 18)
- 歴史的概要
- 城を囲んだアレクサンドロスは、インド人傭兵の降伏を受け入れて城外の丘に宿営させ、その夜に彼らと戦って皆殺しにした。城は落ちたが、東征中で最も評判の悪い挿話として伝わる。
- 主な武将
- マケドニア: アレクサンドロス3世(足に矢傷)、コイノス、アルケタス/アッサケノイ: クレオフィス(女王)、降伏したインド人傭兵(丘で戦う)
- 史料
- アッリアノス4巻、クルティウス8巻、ディオドロス17巻、プルタルコス『アレクサンドロス伝』
ヒュダスペス河の戦い
AL-3 · BC326年 · 象と雨季の川
- 規模
- 中量 m(〜45分)/ 10ターン / 駒 52(マケドニア 28 ・ インド 24)
- 歴史的概要
- 増水した川の対岸にポロス王が象を並べて待った。アレクサンドロスは夜のうちに上流へ回って渡り、クラテロスには元の岸で陽動をさせた。象は味方の中で暴れ、ポロスは負傷して降り、そのまま王として遇される。
- 主な武将
- マケドニア軍: アレクサンドロス3世、クラテロス(対岸で待つ陽動隊)、コイノス(背後へ回る騎兵)、セレウコス(のちの王)/インド軍: ポロス王(負傷・降伏=討死ではない)、その子(討死)、象部隊
ディアドコイ戦争 BC317 〜 BC301
パライタケネの戦い
SP-14 · BC317年 · 決着がつかないまま冬になる
- 規模
- 中量 m(〜45分)/ 12ターン / 駒 60(エウメネス 30 ・ アンティゴノス 30)
- 歴史的概要
- 両軍とも象と銀盾隊を持ち、右翼で勝ち左翼で負け、夜になっても決着がつかない。兵は戦場に立ったまま、水と食料のある宿営へ戻るかどうかを言い争った。翌年のガビエネ(本編 AL-5)へ続く。
- 主な武将
- エウメネス軍: エウメネス、アンティゲネス(銀盾隊)、テウタモス、ペウケスタス(消極的)/アンティゴノス軍: アンティゴノス1世(隻眼)、デメトリオス(若き日のポリオルケテス)、ピュトン
- 史料
- ディオドロス19巻、プルタルコス『エウメネス伝』
ガビエネの戦い
AL-5 · BC316年 · 輜重を取られて勝者が売られる
- 規模
- 軽量 l(〜20分)/ 8ターン / 駒 35(エウメネス軍 17 ・ アンティゴノス軍 18)
- 歴史的概要
- エウメネスの銀盾隊は敵陣を突き崩して戦場では勝った。しかしその間にアンティゴノスの騎兵が銀盾隊の家財と妻子ごと輜重を奪い、老兵たちは荷物と引き換えに自分の司令官エウメネスを縛って引き渡した。
- 主な武将
- エウメネス軍: エウメネス(勝った直後に部下に売られる)、アンティゲネス(銀盾隊長)、テウタモス、ペウケスタス(協力しない)/アンティゴノス軍: アンティゴノス隻眼王、ペイトン(輜重を奪う騎兵)、デメトリオス
イプソスの戦い
AL-4 · BC301年 · 「勝った翼が閉め出される」
- 規模
- 中量 m(〜45分)/ 12ターン / 駒 64(アンティゴノス軍 30 ・ 同盟軍 34)
- 歴史的概要
- デメトリオスの騎兵は敵騎兵を破って追いかけたが、戻ろうとしたときセレウコスの象400頭が壁のように立ちふさがり、二度と戦場へ戻れなかった。取り残された81歳のアンティゴノス隻眼王は、槍を浴びて死ぬ。
- 主な武将
- アンティゴノス軍: アンティゴノス隻眼王(81歳・討死)、デメトリオス(勝ったのに閉め出される息子)、ピュロス(若き日)/同盟軍: セレウコス、アンティオコス(象の壁を指揮)、リュシマコス、プレイスタルコス
シリア戦争 BC217
ラフィアの戦い
AL-6 · BC217年 · 二人の王が両翼で殴り合う
- 規模
- 中量 m(〜45分)/ 12ターン / 駒 64(プトレマイオス軍 32 ・ セレウコス軍 32)
- 歴史的概要
- プトレマイオス4世とアンティオコス3世が、それぞれ自分の右翼を率いて突撃し、両方とも勝った。決めたのは中央——エジプトが初めて自国民で編成したファランクスが、セレウコスの中央を押し切った。
- 主な武将
- プトレマイオス軍: プトレマイオス4世(右翼)、ソシビオス(宰相・エジプト人ファランクスの編成者)、エケクラテス、フォクシダス/セレウコス軍: アンティオコス3世(右翼)、アンティパトロス、テオドトス、ニカルコス